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社風を知る 7つのポイント

  • 01 1年目の仲間たち
  • 02 ”幅広融合人材”になる
  • 03 チームでモノづくり
  • 04 グローバルに行こう
  • 05 女性の働きやすさは
  • 06 理系社員の将来とは
  • 07 めざせイノベーション

04 グローバルに行こう

古くは大正時代から、世界市場の中で活動してきたニッタ。現在では、グローバルな視点抜きでニッタの企業活動は考えられなくなっています。
営業や販売が、国内に限らず世界市場に向けて行われるのはもちろん、海外で使われることを前提に研究や開発が行われることが少なくありません。また、海外のグループ会社と連携する活動や、海外企業と協力する事業なども頻繁に行われています。

そうした企業活動を担う社員たちの視点や動きは、当然、グローバル。たとえば、
年間の海外出張者は、延べ約600人。
現在の海外赴任者は、約30人。
社員数が1,000名強であることを考えると、その割合の高さが分かるでしょう。また、30歳代などの中堅・若手の社員が、海外現地法人のトップとして要職を務めることも少なくありません。

そうしたグローバルな活躍を支えているのが、充実した英語教育。
入社1年目の研修で、ビジネス英語のレッスンがみっちり行われ、また海外派遣予定者は、より実践的な特訓を受けることもできます。

世界経済のグローバル化、ボーダーレス化が進む中、今後、社員たちのグローバルな活躍がますます加速していくのは間違いありません。

若手も、ベテランも、グローバルに行ってます!
海外トレーニーを経験した社員の声
小松 雅洋(こまつまさひろ)ニッタ・ムアー事業部 製造部 工程設計課大学院 工学研究科 機械物理系専攻修了 2011年入社

私が海外トレーニー(研修生としての海外派遣)を経験したのは、入社9年目の半年間でした。
私は入社以来、ホース・チューブ製品を扱うニッタ・ムアー事業部の製造部で、おもに生産設備を担当してきました。入社5年目頃からは、海外関連会社の生産設備を担当するようになり、タイや韓国、アメリカやメキシコの工場とやり取りし、時には出張しながら、生産ラインを新設したり改善したりする業務に携わりました。
なかでもタイでは、生産ラインを3本も新設する仕事に携わり、日本で設備を設計・製作し、コンテナで送って、現地で受け取り、業者さんを指揮しながら据え付け、ラインが稼動し始めるまでを一貫して担当。たいへんながらもやりがいのある仕事を経験することができました。

入社時の私の英語力は、TOEICで550点程度。タイや韓国、メキシコでは、なんとか仕事は進めることができていました。仕事相手も英語のネイティブスピーカーではないので、お互いがブロークンイングリッシュでも、図を描いたりしながら意思疎通ができたのです。
しかし、入社8年目にアメリカへ出張したときには、そうはいきません。ネイティブスピーカーに囲まれて、私の英語は理解してもらえず、苦労しました。
“今後グローバルな仕事を続けていくには、ここらでしっかり英語を学ばなければ”と危機感を覚えた私は、海外トレーニー制度に申し込み、選抜されて半年間の海外研修に出ることができたのです。

海外トレーニーの前半の3カ月間は、アメリカのシカゴで語学学校に通いました。月曜から金曜は学校に通い、世界各国から来ている学生たちと学びます。週末は、趣味の自転車(日本から愛車BROMPTONを持っていきました)で、現地の自転車好きと交流し、一緒にツーリング、MTBで本場のオフロードを走るなど、アメリカでの生活を楽しみました。そんな写真を日本に送ったら、「なんだかあいつすごく楽しんでるぞ」と評判になっていたそうです。アメリカに暮らす人々と交流することで、“もっと話せるようになりたい”と意欲が湧きました。

後半の3カ月間は、アメリカやメキシコの現地関連会社で勤務をしながらの研修です。
アメリカのNITTA CORPORATION OF AMERICA (NCA)は、南部ジョージア州のアトランタ近郊にあるので、シカゴで習った英語とはアクセントがずいぶん違っていました。現地のオペレーター(作業員)たちと一緒にラインに入って作業をしたり、現地の営業活動に同行したりもしました。
メキシコのNITTA MOORE MEXICOでは、さらに英語がスペイン語訛り(むしろ、ほぼスペイン語、、、)になります。以前に自分自身が担当して導入した生産設備に再会し、実際にオペレーターとして動かしたり、現地従業員の生の声を聞いたりして、設備の良い点や課題点を直に知ることができたのは貴重な経験でした。

語学研修中にTOEFL67点(研修前:42点)、帰国後に受けたTOEICは700点を取れました。単に点数が上がっただけではなく、仕事で通じる生きた英語を身につけられたと思います。また、海外の工場で実際に生産設備を使っている人たちの声を聞くことができたのは、今後の業務にすごく役立ちます。そして何より、海外トレーニー経験は楽しかった! 間違いなく視野が広がったと思うので、それを今後の仕事に活かしていきたいですね。

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