製品機能・特徴
超薄型 センシング部分(センサシート)は厚さ約0.1mm と超薄型となっており、実使用に極めて近い状態での測定が可能です。 |
シンプルな構造 センシング部分(センサシート)はシンプルな構造であるうえに、センシングポイントが多数配置されています。 |
多彩な形状のセンサシート センシング部分(センサシート)は、多彩な形状をご用意しています。測定用途に応じてご選択いただけます。 |
柔軟なソフトウェア 扱いやすいソフトウェアでリアルタイムの圧力分布を観察したり、経時的な圧力分布の変化を記録、再生、グラフで解析することが可能です。 |
システム構成
タクタイルセンサシステムは、WindowsOS搭載のPCに接続するシステムです。
- 最高3597Hzまでのサンプリング周波数を設定できます。
- USBポートに接続する仕様です。
- 感度調節が可能。
- システム全体がコンパクトになります。
センサシート
センサシートの仕様図をPDFでご覧いただけます。
センサシート構造
検出原理
- 無負荷時、測定点(行電極と列電極の交点)は、感圧導電性インク同士は軽く接触している。
→このときの抵抗値は数MΩ - センサシート両面から加えられる力により、感圧導電性インクが押し付けられる。
→加わる力に反比例して抵抗値は下がる
*AD変換回路でデジタル値に変換(8ビット・256階調[0~255])
【センサ出力の例】
測定範囲は感圧導電性インクの配合を変えることにより、自由に設定できる
センサシートは2枚のフィルム状の樹脂シートで構成されています。それぞれのシートには行電極と列電極が一定の間隔で配置され、電極の上に特殊インクが薄膜形成されています。センシング部分以外に粘着剤を塗布しシートを貼り合わせます。行と列の交点が個別の力検出点(センサセル)となります。無負荷時はセンサセルの電気抵抗値はほぼ無限大ですが、加わる力に応じて減少します。各電極は超高速で電気抵抗値の変化を読み取ります。電気抵抗値は256段階のデジタル値に変換されて、コンピュータに取り込まれます。デジタル値に変換された出力値は加えられた圧力とほぼ比例した関係にあります。よってこのデジタル値の相対比較によって、圧力の分布がリアルタイムに測定可能なわけです。測定範囲は特殊インクの成分配合を変えることによって自由に設定することが可能です。
センサコネクタ
センサシートを接続するためのコネクタです。
各センサセルの持つ電気抵抗値を、デジタル信号に変換してPCに送信します。
EVOハンドル
分解能 | 8ビット |
サンプリング速度 | 最大10msec(1フレーム当り) |
サイズ | 幅57×奥行135×高さ35 重量320g |
ケーブル長さ | 約4.5m |
重量 | 約320g |
ソフトウェア
- リアルタイムでの様々な表現方法による圧力分布表示
2D、3Dにて圧力の分布を16色あるいはそれ以上のグラデーションにより表現します。
荷重中心、接触面積、総荷重値等も表示されます。 - 加圧の経時的変化を記録、再生
記録時間、サンプリング速度等を自由に設定でき、接触状態や信号によるトリガレコーディングも可能です。
再生時においてもリアルタム表示時と同様に様々な表現が可能です。
各セルにかかった最大値を表示するピーク表示、荷重中心の軌跡を表現することも可能です。 - リアルタイムまたはムービーデータをグラフ表示等によりさまざなま角度から解析
センシングエリア内において自由に範囲を設定し、その範囲に加わった荷重、接触面積平均圧力、
最大荷重値等データをを簡単にわりだす事が可能です。
これらのデータを他のアプリケーションへカットアンドペーストしていただくことも可能です。
AVIファイルを読み込んで圧力分布の画面と並べて表示をすることも可能です。
サンプル画像 | |||
|