主な用途MAIN USES
尿素SCRシステム用の加温機能付き樹脂チューブ。ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を無害化するためのSCRシステムに使用され、環境にやさしい製品です。クーラント（LLC）を移送するチューブと尿素水（AdBlue🄬アドブルー）を移送するチューブがあり、そのどちらにも使用されています。
特 長FEATURES
耐加水分解性に優れた材質を接液部に使用。
耐熱性の高い材質を内層・外層に使用しており、高温環境下での使用が可能。
チューブのフォーミング加工（曲げ加工）により、多様な形状への対応が可能。狭所配策などの配策性向上に貢献。（中通しタイプ、LLC式）
電気ヒーター式尿素SCRチューブは、ご要望の性能にマッチするよう一品一葉で解凍能力の設定が可能。
製品基本情報資料請求
尿素水チューブとLLCチューブを添わせるように結束し、LLCの熱を利用して尿素水を解凍させて使用します。加熱に電気を使用しないため、電力を消費しません。
■ 車載レイアウトに合わせた配策が可能
■ 耐水性・耐薬品性に優れる
電気を使って尿素水を解凍させる方式です。
ヒーター線がチューブ内部を通り直接流体を加熱する中通しタイプと、ヒーター線がチューブ外径に巻きつきチューブの外側から加熱する外巻タイプがあります。尿素水用チューブ単体で解凍機能を有するため、狭小箇所で配策が可能です。ご要望に合わせて解凍能力を設定できます。
■ 配策作業性の向上
■ 解凍能力の最適化により消費電力を削減
■ 耐水性・耐薬品性に優れる
採用実績
自動車用途他、建機や産業用エンジンなど幅広いアプリケーションに採用実績があります。
市場実績
SCR用途で要求される幅広い温度域に適合可能なLLC用チューブとしてもご使用いただけます。
上記は一例であり、お客様のニーズを満たした配管を制作することが可能です。
その他実績も豊富にございますので、お気軽にお問い合わせください。
ニッタの技術TECHNOLOGY
世界初の自動車用SCRシステムに採用された実績があります。
ご要望に合わせてチューブ構成、コネクタ構造、解凍性能等を自社で設計・開発できます。
チューブの押出成形からコネクタ等を組み付けるアセンブリ加工まで対応可能です。
LLC式・電気ヒーター式（中通し・外巻き）の解凍方式をラインアップしています。
尿素水やLLC移送に適合する高い耐水性、耐薬品性を備えています。車載や屋外用途として耐衝撃性、耐候性に優れています。柔軟性に優れ、自由配策を可能にします。
解凍方式が可能
お客様の要望により2種類の解凍方式を提案可能です。
■ 電力を消費しないLLC式SCRチューブ
■ ご要望に応じた解凍能力を設定できる電気ヒーター式SCRチューブ
徹底的に管理された工程により、高い寸法精度でチューブ製造が可能です。
チューブをフォーミング（曲げ加工）し、ご要望のチューブ形状に加工が可能です。組付け時の干渉の解消に役立てていただけるため、狭小箇所での配策などにご検討いただけます。
チューブの両端へのコネクタ(ジョイント)類の圧入や、チューブへのプロテクタ装着やクリップ取り付けなどの加工技術があります。
お客様ご希望の解凍性能にあわせて、チューブ仕様をご提案します。（電気ヒーター式）
お問い合わせ
資料請求・製品に関するご質問・ご相談は、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせフォームはこちらお電話でのお問い合わせ
受付時間 平日9:00～17:30 （土日祝日除く）
