ニュースリリース

ホーム > ニュースリリース >過酢酸除菌バリデーション装置「FOGACT」の発売について

過酢酸除菌バリデーション装置「FOGACT」の発売について

  ニッタ株式会社は、この度下記の通りファーマバイオ社製過酢酸除菌バリデーション装置

「FOGACT」の販売を開始いたしました。

 

                    記 

 

 ◆取り扱い背景と製品概略

  当社では従来、気中のパーティクル及びガス除去を行うエアフィルタやケミカルフィルタ、

パーティクルを測定するパーティクルカウンタ、浮遊菌数をリアルタイムで計測する浮遊菌

カウンタを取り扱い、多様なニーズに応じたクリーン環境の実現に貢献して参りました。

  そして、昨今研究が進むバイオ関連にて高まる“微生物の制御”へのニーズに応えるべく、

この度 庫内設置型過酢酸除菌バリデーション装置「FOGACT」の販売を開始いたしました。

  研究現場における一般的な庫内のバイオ除染方法は、除菌剤を用いた手作業であるため、

作業性が悪い、個人差が出る、確実に除菌できているのかわからない等の課題がありました。

  「FOGACT」は、バイオ除染する環境をモニタリングしながら、過酢酸系除菌剤actrilを

ドライフォグ化して噴霧する自動バイオ除染装置で、消毒用エタノールやUV殺菌灯では

殺せなかった芽胞形成菌や真菌も、ドライフォグが庫内の隅々まで届くことで確実に除染。

また、バイオロジカルインジケーター(BI)をバイオ除染対象機器の庫内に設置し、FOGACT

でのバイオ除染終了後に培養試験を行うことで、バイオ除染効果を確認することが可能です。

  当社は、清浄空間の創造に向け、今後も空間中のパーティクル、ガス、微生物制御及びその

清浄度の測定技術でクリーン環境づくりに貢献して参ります。

 

 

◆製品名 「FOGACT」

 

◆製品特徴

 ・小型、軽量な製品サイズ

     安全キャビネット、CO2インキュベーター、遠心機チャンバーなど様々な場所に設置可能

 ・容易な作業手順

  ドライフォグで薬剤を噴霧するため、除染後の拭き取り操作が不要

 ・自動除染

  温湿度条件から除染時間を自動計算

  温湿度を検知しながら自動噴霧

 

◆主なご使用シーン

     CO2インキュベーター内のカビの発生の抑制

     安全キャビネット内で行われる実験のクロスコンタミネーションの防止

     純化培養の為の培養器内の除染

 

◆製品写真

 

◆販売開始

   2019年1月

 

◆本件の内容に関するお問合せ先:

    ニッタ株式会社

    クリーンエンジニアリング事業部営業部 モニタリング営業課

    TEL:06-6563-1235 FAX:06-6563-1265

    E-mail:monitor_info@nitta.co.jp

                                                                                           以 上

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

広報に関するお問い合わせ

ニッタ株式会社 経営戦略室

TEL:06-6563-1228 FAX:06-6563-1218

プレスリリースの内容は発表時のものです。

製品の販売終了や、組織の変更等により、

最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

[一覧画面に戻る]